映画・テレビ

2013年8月27日 (火)

映画「風立ちぬ」

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 映画「風立ちぬ」を二度目の鑑賞です。
 上映開始からおよそ40日を経っても、まだ観賞者は多かったです。宣伝効果や口伝えもあってか、人気の高さがうかがえます。
 内容は零式戦闘機を設計した堀越二郎氏をモデルにしたアニメ映画。
 二郎が愛した”菜穂子”は、作家・堀辰夫が書いた小説「風立ちぬ」の題材となった、堀辰夫の婚約者がモデルになっている。
 関東大震災後の不景気な世の中、日中戦争から太平洋戦争へ突き進む時代のなかで、夢の飛行機づくりが戦闘機づくりにならざろう得ない、いやな時代背景です。
 美しい飛行機づくりの夢を抱き、失敗しても挫けない情熱。肺結核を患った菜穂子との愛と別れ(死)をテーマにした、実に切ないストーリーでおもわず涙が・・・・・・。
 一度目の時より感動が大きかったです。良い映画は何度見ても良いものです。

 亡き友人のお嬢さんが、この映画の背景画を担当した一人だったので、ぜひ観たいと思いました。
 友人も自分の眼で観たかっただろうね。
 「実に良い背景画だった」と、俺が土産に持っていくよ。 

歩数    27日       10,601(    5,786)
累計  (239日)   2,384,706(1,559,095)
(  )内はエクササイズ歩数

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2013年4月24日 (水)

「リンカーン」を観る

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 映画「リンカーン」を観てきました。
 どのようなリンカーン像が表現されているのか?

 第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーン。
 「南北戦争」の原因の一つが奴隷制度の存続をめぐる争いだった。
 「奴隷解放宣言」だけでは、戦争終了後に奴隷制復活が懸念される。
 戦争収束が見えてきた時「合衆国憲法修正第13条」の可決を下院で目指します。
 戦争・政治に没頭するリンカーンと家族の軋轢、憲法修正案可決に向けた議会の多数派工作を巡るストーリー。

 この時代は共和党が奴隷解放のリベラル派で、民主党が奴隷解放反対の保守派なんです。今の両党とは逆の立場ですから、これには興味を持ちました。
 それにしても「憲法修正」に必要な3分の2以上の賛成票を得るための執念が凄かった。
 それほど「憲法」の持つ意味は、国民・国家にとって重いものなのです。
 それに引き替え我が宰相の「憲法」感はいかがななものだろうか?。

 「奴隷解放」と「人民の 人民による 人民のための政治」。
 リンカーンは非常に人道的なイメージをもった大統領として、アメリカでも人気のある人です。日本でも同じようなイメージを持っている人が多いでしょう。そういう知識しか教えられていないからですね。
 しかし、大統領としてアメリカ先住民(インディアン)に対しは、非妥協的な弾圧を行った人なんです。
 その事実から実際は「人道主義者」ではなかった、と思います。
 そうなると奴隷解放を目指したのは、合衆国分裂を回避するための手段(戦術)だったのかも知れないと・・・。
 歴史の真実を知ることと判断は難しいものです。

歩数     24日      7,256(    4,959)
 累計  (114日) 1,118,494( 747,595)

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2013年2月27日 (水)

遺体 明日への・・・

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 公開を待っていた映画「遺体 明日への十日間」を観てきました。
 津波で多くの犠牲者を出した釜石市。
 震災発生後に遺体安置所になった学校の体育館。その10日間の出来事を描いた映画です。
 テレビや新聞では死者と行方不明者の数ばかりに関心が寄せられていたが、生き残った人たちには壮絶な悲しみの仕事があったのです。
 それは死者に対する対応ではなく”遺体”に対する尊厳を守るものでした。
 捜索する人、運ばれてくる多数の犠牲者に戸惑う市職員や関係者たち。
 身元確認のため、不休不眠で検視をする医師、遺体と対面した家族の葛藤など。
 現実はもっと凄惨な状況だったと思う。
 数回のボランティア参加や義援金で自己満足的な対応をし、気持ちの中で風化しつつあった事を自省させてくれました。
 東日本大震災からほぼ2年が経過。この時期の上映は良いタイミングだと思います。
 まだ行方不明者がいること。そして、福島では併せて原発事故が続いていることを忘れずに。

歩数 27日    11,919(  8,433)
 累計  (58日)  608,286(411,017)

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2013年1月30日 (水)

「レ・ミゼラブル」再び鑑賞

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 先週に観たばかりの映画「レ・ミゼラブル」。また観て来ました。
 ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に上演されたミュージカルを、ミュージカル映画化したもの。
 感動・・・涙・・・やっぱり感動と涙・・・・。
 ナポレオン戦争後の王政復古による反動体制下から、7月革命前後までを時代背景としたストーリー。
 妹のこどもために一枚のパンを盗んで投獄されたジャン・バルジャン。
 司教の慈悲深い愛を受け、恨みを捨て真っ当な人間として生きることを誓う。
 バルジャンを執拗に追う警官のジャベール。
 法を守るは正義であり、我に正義ありと生きてきたが、バルジャンの生き様に最後は心が揺れる。悩んだ末の結末は・・・。
  圧制による民衆の貧しさと差別からの解放を求め、革命を目指してバリケードで闘う学生。そして敗北。
 恋のむなしさと愛の強さ、壮絶な闘いがあり、悲しい死がやってくる。
 出演者総出によるエンディング。
 高く積み上げられたバリーケードに、三色旗がはためき、大勢の民衆が声高らかに歌う。その「民衆の歌」に気持ちは高揚し、涙腺はゆるみっぱなしだ。
 他人のために生きる尊さ、差別や困難に立ち向かう勇気と希望。
 今の時代にも、その心を教えてくれた。
 何度も観たくなる映画でした。

歩数 30日  10,460(  7,179)
 累計 326,819(224,163)

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2011年9月 5日 (月)

ライフ-いのちをつなぐ物語-

 P00001 「ONE LIFE」を観てきました。

 動物たちは命を守るため、命をつなぐために様々な生き方をしている。

 天敵を避けるために、過酷な環境で子供を育てる動物。

 天敵から身を守るために、想像を超える手法をとる動物。

 食べ物を獲るために、素晴らしい手法を凝らす動物。

 そんな生態の不思議さを教えられたドキュメンタリー映画でした。

 陸・海・空に生息する動物の生き様を見て、「生きるってことは?」と・・考えさせられます。

 地球上では人間を含むあらゆる生命が”いのち”を分け合って生き、すべての生き物が自然がつながっているのです。

 地球上でもっとも傲慢な生き物は人間でしょう。あくなき欲望を求める生き方と、映画の動物たちのけなげな生き方は対照的です。

 パスカルの”人間は考える葦である”という言葉は有名ですが、動物たちの方が真面目に考えて生きているように思われた。

 長く生きることより、どう生きるかが大切だと感じました。

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2011年7月 1日 (金)

「ブッダ」を観る

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 映画「手塚治虫のブッダ(BUDDHA)-赤い砂漠よ!美しく」を観てきました。

 原作は読んでいなかったし、ブッダの言葉から仏教の教えを説くアニメ映画と思っていましたが、人間臭さが感じられる良い映画でした。

 話は今から2500年前、インドは多くの王国が存在し、ヒマラヤ山麓の緑豊かなシャカ国をコーサラ国が征服しようとしていた。

 当時のインドはバラモン(僧侶)、クシャトリア(武士)、バイシャ(平民)、スードラ(奴隷)というカースト制度が存在し、身分の低い者は虐げられ、貧しい生活を強いらる厳しい時代であった。

 シャカ国で生活するチャプラとタッタは最下層の人間(スードラ=奴隷)で、生涯その階級から抜け出すことはできない。

 シャカ国を進行中のコーサラ軍に家族を殺されたタッタは、チャプラと一緒にコーサラ軍の宿営を襲う。逃げ出し負傷したコーサラ軍のブダイ将軍をチャプラは助ける。将軍を救った名誉を利用し立身出世する事を企んだのだ。それは奴隷市で売られそうになった母を救うための手段でもある。

 その頃シャカ国の王子として生まれたシッダールタは、全ての動物の生を慈しみ、同じ人間なのに身分制度がある事に疑問を抱く心優しい少年に育っていた。

 チャプラはコーサラ国で武勲を立て、大臣の娘と婚約してコーサラ国での地位を築きあげた。

 シッダールタも武芸に秀でた王子に成長するが、身分差別への疑問を抱き続け、城を抜け出しては人々の生活を見つめていた。知り合った盗賊の少女との淡い恋は引き裂かれ、少女は二度と王子を見られぬように目を焼かれてしまう。身分の違いをまざまざと突きつけられる。

 再びコーサラ国はシャカ国を侵略しようと戦争になる。人間同士の殺し合いを望まぬシッダールタだが、戦わねば国が滅びてしまういう王の言葉に従って望まぬ戦いに駆り出る。コーサラ軍を率いるのは将軍になったチャプラである。

 二人の戦場での戦いと運命は・・・。

 負傷したチャプラは愛する母に出会えるが、結果的に出自身分を知られてしまう。母は死罪となりチャプラは国外追放処分となる。チャプラは母の助命を願うが叶わず、同じ死罪を望み二人は処刑されてしまう。

 一方、シッダールタは差別を憎み、「生老病死」に悩み続け、王子の身分を捨て修行(出家)の旅に出る。

 ここで映画は終わりとなる。

 この映画はブッダ三部作の第一部だという。仏教の開祖であるゴ-タマ・シッダールタが出家するまでを描いた映画である。

 テーマがカースト制度という身分差別による苦しみと、人間そのものの苦しみである。

 その苦しみは身分の低い者が味わうだけでなく、身分の高い者も苦しめられるという。
 シッダールタ(クシャトリア=武士)とチャプラ(シードラ=奴隷)の物語を同時進行で描いていくのはそんな意味合いだろう。

 その苦しみの質は違うと思うが、その解決策は・・・・

 シッダールタはシャカ王となりシャカ国に理想郷を築くことはできなかったのか?。
 できないとすればその理由はなんであったのか?。
 理想郷は一国で目指しても成り立たないと考えたのか?。

 人間の平等と人々の悩みや苦しみを救うものとして、仏教が必要だと考えた理由がそこにあるのだろう。

  職業としての僧侶、「葬式のための仏教」といわれる現在の日本仏教を想うと、多くの僧侶にも観てもらいたい映画です。
 そして、差別を憎み、生老病死に悩んだブッタの姿をどう思うのだろうか。

 現代社会が抱える問題にも通じる事である。

 しかし、宗教が社会を正し人間を幸せに出来るのだろうか・・・。

 ともあれ、第二部、三部もぜひ観てみたいと思う。

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2011年6月 5日 (日)

映画「岳」を観る

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 「岳」を観てきた。

 題名とポスターの美しい山の写真に誘われてしまった。
 
 山に捨ててはいけない物、それはゴミと「☆」。その「☆」をテーマにした山岳救助隊のドラマでした。

 美しい山の風景に心を奪われ、思わず涙がでてしまう映画です。

 コミック誌が原作だけに、現実的でない場面がありました。
 雪山を走って登る主人公の姿。
 救助隊が駆け足で出動する場面。

 それは別にして、山という自然の美しさと、自然の恐さを再認識させられた。
 
 「山はいいなぁー」と思っても、今から山登りを始めるの無理だから、山は見るだけに徹しよう。

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2010年9月23日 (木)

鑑賞変更し「バイオハザードⅣ」

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 映画「君が踊る、夏」を鑑賞しようと出かけた。

 降雨が強くなってきて、道路が混んでいる。きょうは秋分の日で祝日でした。
 毎日が休みの人間は祝祭日なんて気にしていないのです。 

 ショピングモールも混んでいました。雨天の休日を過ごすのに格好の場所のようです。
 駐車の空きスペースを探すのも大変です。雨除けに立体駐車場に向かったら車が数珠つなぎ、やっと空きが見つかり駐車したら上映時間を過ぎていました。

 せっかく来たのだからと、IMAX、3Dに惹かれ「バイオハザードⅣ」を見ることにしました。

 鑑賞者は若い人が多く場違いな感じがしたが、数人の同年輩者を見つけ安堵しました。

 映画はSFホラーアクションです。あまり好きではない分野だ。
 それでも、勇敢で強い女性、美しい女優に目を奪われたひと時でした。

 題名に「Ⅳ」が付いていて分かるようにシリーズ作品です。「Ⅰ」から見ないと理解できないようだ。
 続き「Ⅴ」を暗示した終わり方でしたね。

 CGを駆使したスピードとホラーアクションは非常に疲れる映画でした。
 内容が分からず、場当たりに見た結果だから止むを得ないですね。

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2010年9月13日 (月)

映画「悪人」を観賞

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『ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の”悪人”なのか?』
『なぜ、殺したのか。』
『なぜ、愛したのか。』

 近くの映画館で「悪人」を見てきました。
 妻夫木聡主演、深津絵里さん助演の映画です。
 深津さんがモントリオール映画祭で最優秀女優賞を受賞し、話題になっていたためか観客が多かったですね。

 「悪人」ってなんだろう。
 人を殺めてしまったら悪人。罪を犯したから悪人。もっともな事である。

 犯人はなぜ女性を殺したのか? 被害者はなぜ殺されたのか?
 車で被害者を山奥に置き去りにした身勝手な学生の責任は?

 犯人と分かっても犯人を愛し、逃避行する女性の心のうちは?

 被害者の父は、犯人ではないが本当に悪いと思った学生を襲うが、なぜ持参したスパナを振り下ろさなかったのか。
 犯人の育ての祖母は、だまされ、脅されて高額で商品を買わされた業者を襲わなかった。
 その一線を越えるかどうかが「悪人」になるか、ならないかの境のように思う。

 法律上「悪人」と決められない多くの「悪人」がいて、いわゆる罪を負う「悪人」を作り出してしまう実態がある。

 なぜ? どうして? 自分だったらどうするだろう? 

 悪とは、愛とは、心の機微を考えさせる、重い・・映画でした。

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2010年7月20日 (火)

映画「OUTRAGE」

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 「全員悪人」とあえて謳わなくてもやくざの世界は悪人だけです。

 大組織の親分、自分に都合の悪い人が現われれば、その人物を消す手段を考える。

 その面倒な仕事は末端の組織・組員にやらせる。その下っ端の末路はお互い悲惨なもので、最後は破滅の道へまっしぐら。

 組員だけでなく、その恋人までも抹殺される残酷な世界です。

 思わず目を背けたくなる場面が何度も。

 思わず身体に力が入ってしまう。

 普通では考えられない、知らない世界。

 力と悪知恵が蔓延る社会。

 やくざの映画だが、やくざ社会の惨さと嫌らしさを際立たせた映画だと思う。

 最後に残ったのが一番悪人なのか。

 

 ところで、大相撲とやくざの繫がり、根絶できるのだろうか?

 やくざに歴史あり。

 大相撲にも歴史あり。

 興行に深い関わり、持ちつ持たれつの長い歴史あり。

 一度、解体して歴史を断つ。

 出直しではなく、新しい組織作りが必要では。 

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