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2010年4月22日 (木)

アカデミー賞作品賞「ハート・ロッカー」

 

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 映画「ハート・ロッカー」を観てきた。アカデミー賞の6部門を受賞した作品ということで期待していったが、感動も涙も湧かない作品だった。

 映画で何を訴えたいのか分からない。ただイラク戦争の悲惨な実体の一部を描いただけにしか思えなかった。それなら報道番組でも同じではないだろうか。

 イラク戦争そのものが無意味な戦争であり、戦争突入の正当性を捏造し、いまなお続く悲惨な状態を作り上げたのはアメリカ自身ではないだろうか。

 そのイラクの地で、恐怖、不安を背負いながら米軍爆弾物処理班の果敢な?姿、戦いを描いたストーリーである。

 米兵側が正義者のように扱い、反米イスラム・イラク人を悪人のように見せられるのはいただけない。

 映画の冒頭に出てきた”戦争は麻薬である”がテーマなら、麻薬をバラ撒いたのは国家ということになる。命を懸けて闘う兵隊は中毒患者にされた者、そういう見方なら少しは理解できる。戦争からの帰還兵にPTSDの患者が増えているという理由は分かる気がした。

 もやもやした気分を晴らすために、もう一度観る必要があるのか、考えさせられてしまう。

 アカデミー賞は人気や観客側が決めるものでないのは分かっているが、アカデミー賞の受賞の理由も詳しく知りたいものである。

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