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2010年2月11日 (木)

映画「インビクタス/負けざる者たち」

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「インビクタス/負けざる者たち」オフィシャル・サイトから

 映画「インビクタス」を観てきました。今月3本目の映画、すっかり映画づいてしまった。

 映画「インビクタス/負けざる者たち」は、95年に南アフリカで実際に起きたノンフィクション映画である。

 「インビクタス=INVICTUS」意味はなんだろう? 英和辞書には載っていなかった。「invincible」のラテン語で、無敵の、不屈の、不敗の意味を持つ言葉だそうだ。獄中にいたマンデラを勇気づけたのが英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリー。彼の創った詩のタイトルが「インビクタス」、それが映画のタイトルとなった。

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 主人公はネルソンマンデラ。大学在学中にANC(アフリカ民族会議)に入党し、悪名高き人種差別政策、アパルとヘイトの反対運動に参加する。64年に反逆罪で終身刑を宣言されて、90年の釈放まで27年間の獄中生活を送った。93年にノーベル平和賞を受賞し、94年の選挙で南アフリカ初の黒人大統領に就任した。

 大統領となったマンデラは疲弊しきった国の再建のためには、人種間の対立解消が必要と、95年に南アで開催されるラグビー・ワールドカップに注目する。アパルトヘイトの象徴というべきチームに協力を求め、強いチームを作って、大会に勝利することで民族対立の壁を突き崩そうとした。

 マンデラの信念は「赦し」。アパルトヘイトのもと、白人に差別されてきた現住民たちは、マンデラ大統領誕生によって白人に報復する気持ちが高くなる。

 報復は憎悪の繰り返しとなり、民族対立で荒れた国になってしまうと、過去の事は水に流し協調していくよう説得していく。

 自身が27年もの獄中生活を強いられながら、「赦し」を精神にするマンデラの強さには感銘した。

 戦い終わればノーサイド。そこには敵味方もない。いままで応援したい他ファンもひとつになれる。ラグビーの競技精神だ。

 ラグビーが好きなマンデラは、ラグビーの精神を国民統一の精神にしたのだろう。

 マンデラは家族に恵まれなかった。家族の話になると悲しい表情を浮かべた。

 一期4年で大統領を引退したマンデラは何を思っていたのだろうか?。引退後の政権は白人を政権から排除し、マンデラの目指した国民統一政府は崩れてしまった。

 今の政権指導者は大衆から乖離し、失業者の増大と貧富の差の拡大、治安の悪化が目立っていると聞く。

 今年はサッカーのワールドカップが開催されるが、マンデラの胸中になにがよぎるのだろうか。  

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コメント

青さん こんにちは!
今日は、寒い一日でしたね。映画は、奥様と観に行かれるのですか?
モーガン・フリーマンそして、マット・ディモン 2人とも好きな俳優さんなので、観に行きたいのですが、時間がなくて、2月いっぱい映画は、無理かな~~??

投稿: でこ | 2010年2月12日 (金) 17時16分

でこさんへ
気候の変動が激しいですね。
映画は一緒に観ることが多いですね。
仲が良い? 仮面××です。
でこさんは俳優さんに詳しいですね。二人とも良い役柄でした。監督のクリント・イーストウッドは昔からのファンです。
ラグビーの場面、肉体の闘いに汗、力が入ります。
観れたら良いですね。

投稿: 青さん | 2010年2月12日 (金) 22時50分

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