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2010年2月 8日 (月)

映画「おとうと」

 P0801_2 寒風が吹き荒れた昨日までと変わって、穏やかな日和です。映画「おとうと」を観てきました。

 真面目な兄(庄平=小林吟二)と賢い姉(吟子=吉永小百合)を持つ、愚かな”おとうと”(鉄郎=笑福亭鶴瓶)の物語。

 田舎芝居の役者くずれで酒に目が無く、何度も兄姉に迷惑をかける鉄郎、迷惑をかけられ怒りを表す事があっても、心の隅で心配し続けるやさしい吟子。

 人間的なぬくもりが希薄になってきた現代、きょうだい、嫁と姑、母親と娘、近所付き合いを通して、家族としての絆、人間としての絆の大切さ、思いやりといった普遍的なものを提示している。

 死期を向えた鉄郎は、身寄りのない人をサポートする民間のホスピスに身を寄せるが、ホスピス運営者(小日向文世)と介護士(石田ゆり)のさりげなく、かざらない対応の中に、真の温かみと人間の尊厳を大事にする気持ちを感じました。

 鶴瓶の鉄郎役は適役で演技が光っていた。地でいっていると言ったら失礼だろうが、テレビで演じているいい加減さと、気真面目な演技のギャップが素晴らしい。

 吉永小百合はいつ見ても若くて美しい。セリフを聞いていると40年以上前の清純な少女をイメージしてしまう。もっと汚い(怒りを発散させる)言葉使いがあっても良いのではと思うが。(何時までも良い人でいてね)。

 寅さんシリーズから一貫した、山田洋次監督らしい作品であった。

 最近、母親の介護と別れを通して姉兄弟と、義弟の闘病生活と死を通して義姉妹と向き合ってきたが、現実の前にみんなで観賞していたら良かったと思いました。親子・兄弟・姉妹であっても、時には喧嘩や争いもあるでしょう。しかし、心の中では温かい気持ちを持っていたいですね。家族とは安らぎを与える場だと思います。

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コメント

家族とは 本当に温かいもの・・・・どんなときでも それを忘れないでいたいものです。
介護や別れ・・・私の母も以前そんな時期にさしかかり 今から思うと本当に大変な時期だったと思います。毎日いらいらしてた事も・・・
でも 私も 子供を持つ母親になって 少しだけ 母の置かれていた状況が わかってきた感じがします。
最後は家族。大切な宝物ですよね。

投稿: さいな | 2010年2月 9日 (火) 07時42分

さいなさん コメントありがとう!
子供を持って知る親の気持ち、私も同じでした。
母親は強く偉大ですね!
家庭と仕事に頑張るさいなママを見て、小さなエスティシャンも優しい子に育ちますよ。

投稿: 青さん | 2010年2月 9日 (火) 22時19分

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