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2010年1月20日 (水)

母の遺品を整理

 弟と一緒に母の遺品整理を行うため、姉の住む実家に行ってきた。

 母が亡くなって半年以上が過ぎた。実家を訪れるたびに庭周りや力のいる整理作業をやってきたが、姉には衣服の整理をお願いしていた。

 「少しずつ片づけていくよ」と、言っていたが進んだ様子が伺えない。一方で今の住まいを売却し、子供の近くに引っ越す計画が進んでいる。

 姉任せにして置くと進まない、弟と相談し一緒にやってしまおうと決めた。

 母の遺品、見ればいろんな事を思い出す。遺品の処分という作業、難しいですね。

 姉が手をつけられなかった訳、いくらか分かるような気もする。ましてや長い間一緒に生活をしてきた母娘だから。私たち以上にひとつひとつの物に想いがあるようだ。

 タンス二棹に洋服ダンス、押し入れの中に柳行李と茶箱が2個、明治生まれの母らしい。それにしても和服が十数枚と多かった。それも一枚一枚専用の紙に包まれて丁寧に仕舞われていた。浴衣の数も相当なものだ。同じようにきちんと畳まれている。整理することが趣味だったように。いつか着る気でいたのだろうか。

 数十年前に買ったのだろうか、未使用の洋服、下着や靴下なども出てきた。そう言えば破れても継ぎ接ぎして使っていたのを思い出す。新しいもの使えばと言うと、「まだ使えるよ、こうした方が暖かいんだよ」と言っていた。物のない時代を長く生きてきたので、勿体ない精神が身にしみついていたのだ。

 いざ捨てようとなると、姉も「これは良いものだ勿体ないな」「だれか欲しい人にあげようか」と言う。気持ちは分かるがそうする時間がない。私たちは近くにいないので自由に動けない。姉に任せれば今までと同じように進まないだろう。「私も母に似ているね、親子だし女同士だから」。

 弟と一気にごみ袋(資源ごみ)に押し込んでいく。部屋の中はごみ袋だらけになる。こんなにあったのかとビックリするくらいだ。

 ごみ袋を外に出すと、母の部屋の中がきれいに片付いた。思い切ってやらないと新しい生活に進めないと姉も納得の様子だ。「男じゃないとこうは出来ないね、お陰で助かった」とお礼の言葉。喜ばれれば嬉しい。

 私自身もいろんな事を思いだし、心では躊躇しながら、手は思い切ってごみ袋の中へ。遺品の整理はあまり気が進まない。

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コメント

青さんへ
私も、母が、亡くなってしばらくしても、片付けられないでいました。区画整理で、引越ししなければならなかったとき、思い切って、処分しましたが・・・母が、着ていた洋服 ごみ袋に入れた時、とっても悲しかったです。我家の隣のおばさんが、亡くなった時、49日も過ぎていないのに、おyおばさんのもの、

投稿: でこ | 2010年1月21日 (木) 19時45分

すみません。送信していないのに、途中で、送信されてしまいました。
続きです・・・49日も過ぎていないのに、お嫁さんは、おばさんのもの どんどん捨てているのを見て、とっても、悲しかったです。娘だったら、そんな事、絶対しないと、思いました。

投稿: でこ | 2010年1月21日 (木) 19時50分

でこさん こんばんわ!
何時かは処分しなければならないが、思い出が詰まっていて悩みますよね。
肉親とお嫁さんでは思いが違うのでしょうね。
ただ、四十九日の法要までは、というのが当然だと思いますが。

投稿: 青さん | 2010年1月21日 (木) 21時33分

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