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2008年12月20日 (土)

納棺師「おくりびと」に感銘!

P01  映画「おくりびと」を観てきました。「死」を扱う映画ということで、重い気分になるだろうと思っていましたが、笑いから入るとは予想外でした。山崎努さん、本木雅弘くんのコミカルな演技も良かったです。そもそも納棺師という仕事があるとは思っていませんでした。また、山形の美しい自然、鳥海山を背景に河川敷でチェロを弾く主人公の場面は実際にはあり得ないでしょうが、素晴らしい映像美でした。

死者を扱う仕事は「汚らわしい」という潜在意識、死に対する悲しみ、家族や近隣者の愛憎は付き物ですが、納棺師の美しい所作で死者を清め、化粧や身支度を整え、両手を労わるように合わせて死者の顔を見つめる仕草に気持ちが和らいできます。最後の旅たちに際し、人としての尊厳を大切にする納棺師の仕事に感銘を受けました。

 「死」という重いテーマですが、「死とは門である」という台詞が出てきます。「死」とは、終わりではなく、「新たな世界への旅立ち」ということでしょうか。無信心の私にはこの様な心境にはまだなれません。人生の修行が足りないのでしょう。

 クライマックスに最近亡くなられた峰岸徹さんが出るシーンがあります。主人公(本木)が幼い時に離婚して別れた父親役です。それも亡くなられた役とは皮肉なものでした。その中の回想シーンでは、台詞ひとつ無いのですが、笑顔とやさしい眼差しで主人公の幼児時代の顔を見つめる姿はたまりませんでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 笑いあり、涙あり、おくりびと、おくられびと、死生観を考えされる良い映画でした。

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コメント

私も「おくりびと」を銀座で見ました。今年一番の映画だったですね。

投稿: シンさん | 2008年12月21日 (日) 10時09分

笑いと涙と人間模様、良い映画でした。
近くにシアターが出来て楽しみです。

投稿: シンさんへ青さんより | 2008年12月21日 (日) 19時06分

なろほどね~。大スーパーの中に映画館があるのですか。シニアだと1000円で見られるのが良いですね。結構、良い映画だとほいほい入っちゃいます。

投稿: シンさん | 2008年12月22日 (月) 23時36分

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