« ドングリ | トップページ | 田の稲わら風景 »

2008年9月17日 (水)

老いても自尊心

 Photo

 3週間振りに母に会いに出かけました。途中コンビニで自分の昼食と母の好みそうな物を買います。好きな物といってもすぐに決まりません。胃腸に負担をかけないもの、喉に詰まりにくいものなど乳幼児と同じ思考をしないといけないのです。「かぼちゃプリン」を買い持って行きました。

 いつもより部屋が汚れていました。昨日の清掃を断ったらしいのです。トイレと部屋を清掃し、雑巾がけをしたりしていると小1時間が経ちました。母は「人のうちに来て掃除をするなんて面当てでもしているの」と怒ります。他人ならその通りです。「子供だから、お母さんの出来ないこと助けるのは当たり前でしょ、そのために来たのだよ」と言ってなだめます。どうやら納得してくれたようでした。

お昼の1時間前くらいにお腹が空いたと言うので、買ってきたプリンを差し出しました。これは美味しい、美味しいと何度も言って、全部食べてくれたのでうれしかったですね。

今日は月一回の美容院出張の日でした。予約してあったので呼びに来てくれましたが、「眠い、髪など切らなくてもいいよ」と断ります。こうなると誰が言っても絶対行きません。先月も断っているので髪は大分伸びています。ここで一工夫、自尊心の強い母には自分で選択させるようにしました。ちょうどこの時間、ぬり絵をして遊ぶ時間だったので「お母さん、ぬり絵の勉強に来てくださいと言っているよ、それとも美容院に行っちゃおうか」と話してみました。ぬり絵の勉強など嫌いな母は美容院を選びました。作戦成功です。

 認知症が進み子供のようになっても自尊心は大人と同じ、いやそれ以上に強いのかも知れません。それを傷つけるのだけは避けねばと思いつつ、間違った思いやりやこちらの都合でギクシャクしてしまいます。介護は大変難しいです。

 母よ、きょうの夕日のように いつまでも美しく輝いていて欲しい………

|

« ドングリ | トップページ | 田の稲わら風景 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 老いても自尊心:

« ドングリ | トップページ | 田の稲わら風景 »