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2008年9月20日 (土)

食の安全は

 今、世の中を騒がせている事故・汚染米の食用への流用問題には大きな憤りと失望さえ覚える。この事件には二つの問題が考えられる。一つは利益最優先の問題ではないだろうか。昨年には食に関する偽装が発覚しました。偽物、産地偽装、消費期限、食べ残しの販売などが当たり前に行なわれて実態が明らかになりました。この事件を通して摘発されずにいた業者は襟を正すのかと思いきや、今年になっても偽装の事件が頻発しています。今回の流用問題も含め、金を儲けるためには手段を選ばずの商いが当然のように行なわれているのです。個人商店でも企業でもその営みをする目的に、消費者や地域や社会のためにという考えが抜け去ってはいないか、あったとしても利潤追求の陰にされているのではないか。一番に消費者に安全なものを作ることを優先していただきたい。
 二つ目は米の輸入に関しての政策と農水省の問題である。経済や外交の関しては疎いので良く分かりませんが、貿易の自由化、とりわけ日本の農業事情と食料自由化が関わっているのではないでしょうか。生産効率が悪く価格の高い国産品と価格の安い輸入品とのせめぎ合い、輸入自由化の外国の圧力の中で、汚染米、事故米と言えども輸入せざるを得なかったのではないか。この米の用途・利用というか処分の過程で、農水省の追跡調査が甘く悪徳業者の私利私欲のために被害が広がったのではないか。日本の食の安全基準はおそらく世界でも高い水準でしょう。食料は生命に直結するものなので、日本の安全基準に合わないものは一切輸入しないとする必要があるだろう。日本の安全基準に合わせる事で輸入品のコストも上がり、国産品との差も小さくなるのではないか。Photo
 食料自給率40パーセントでありながら飽食の日本。金さえあればどうにかなると思っていると大変な事になるのではないか。経済優先の社会より生命と食料・環境を優先する社会を目指すことが大事ではないだろうか。安心できる社会、明るい未来を期待できる社会であって欲しい。

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